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放射能とは何か ルドルフ・シュタイナーの世界観から

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放射能とは何か 本
佐々木 和子(著)

A5サイズ(横 約148mm×縦 約210mm×厚さ 5mm)
71ページ
NPO法人日本アントロポゾフィー協会(発行)

2011年6月19日シュタイナーハウスで行われた公開講座を文章化(文章化にあたり、若干の補足をし、巻末に注を付しました)

現代科学と人智学的な科学との比較の上、人智学の観点からの放射能はどのようなものとして捉えられるか、シュタイナーが原子力についてどのようにのべていたか

「かならず「全体」から展望しようとします。つねに「全体」から個々の「部分」へ向かおうとします。「全体」を視野に収めようと努力します。」(P6より引用) 放射能という「部分」についても、人智学は「全体」から「部分」を考えます。放射能という具体的な事柄をどのように捉えるか、他の事柄を考える際にも本書の話の流れ(全体から部分へ)が参考になるのではないでしょうか。

難解な部分もありますが、放射能という具体的なものを現代科学を引き合いに出して説明しているので、理解しやすいのではないかと思います。(シュタイナー関係の本はほとんど海外の訳本ですから、本書は著者が日本人なのでなおさらです)
目次
<一>「全体」を見通すためにはどう考えればよいか
(1)人智学的自然科学とはどのようなものか
(2)現代自然科学との違い
(3)全体的展望
(4)濃密化の歴史
<ニ>自然放射性元素の発見
(1)蛍光物質について
(2)蛍光物質から放射性物質へ
(3)元素崩壊の法則
(4)地球はどうなるか
<三>人工放射性元素
(1)素粒子の世界
(2)原子核の破壊と連鎖反応
(3)三つの汚染
(4)人間とは?
<四>未来に向けて
(1)エーテル的な力
(2)素粒子に見えるものとは、本当は何か
(3)物質より下方へ落とすとはどのようなことか
(4)農業における新しい工夫
(5)未来に向けて

本書で紹介されている本があります。
●「このように、人間は今後も、自然全体と共に変化していきます。
アルバート・スズマンの『魂の扉・十二感覚』という本には、将来、人間がどのような姿になるかに触れています。とても興味深い本ですので、どうぞお読みください。」(P40より)
●「私たちは。後光を発するほどではありませんが、光と関係が深い穀物のおかげで、内的に意識を保っているのです。
 エーレンフリート・プファイファー博士のこの講演録『植物と人間の生理学における下位自然と超自然 ―栄養学の真の基礎―』には、このことが分りやすく述べられています。放射能も主要テーマの一つになっていますので、ご一読をお勧めします。」(P17より)
●「エルンスト・マルティ―Ernst Martiの『四つのエーテル Die vier Aether』(石井秀治訳)という文献があります。詳しくはそちらを参考にしていただきたいと思いますが、入手できないかもしれませんので、ここで簡単にご紹介しましょう。」(P44より)本書出版時は絶版でしたが、再販されました。本書に概略が書かれていますが「四つのエーテル」と合わせて読むと理解が深まります。





佐々木 和子(ささき かずこ)
東京都出身。東京教育大学(現筑波大学)理学部卒。東邦大学理学部助手を退職後に人智学の人間学、感覚論、農業、植物などの講座や読書会を受け持つ。
1992年から2007年までバイオダイナミック農事暦(種まきカレンダーのこと)のドイツ語記事の翻訳を担当。
「生命科学の探究方法について」「進化の行方」などの小論がある。
共訳書:ルドルフ・シュタイナー著『農業講座
   
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放射能とは何か ルドルフ・シュタイナーの世界観から
1,320円(税込)
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