絵本「おたんじょうびのおはなし」 通常版
読み聞かせ絵本「たんじょうびのおはなし」ができました。
天花地星が手作りで製作しています(手作りのため割高になってしまいました)。
シュタイナー幼稚園で行われる誕生会でお話するものです。(別のお話をされる幼稚園もあります)
幼稚園の先生はお話を暗唱して子どもに語ります。
お誕生会の際には、先生が暗唱後、次にはお母さん自身が話します。
1歳の時の○○ちゃんは.....
想い出をおはなししたら 一つろうそくを消します。
2歳の時の○○ちゃんは.....
3歳の時の○○ちゃんは....
などと、1本ずつろうそくを消して行くのです。
(幼稚園ごとに、やり方は違うかもしれません)
幼稚園ごとに、また、先生が違えば、やり方は全く異なるかもしれませんが、多くのシュタイナー幼稚園では このように 子どものお誕生日会をとても大事にしています。
しかし、シュタイナー幼稚園は 全国的に見ても まだまだ少ないですし ご家庭の事情などで 通わせることができないことも多々あると思います。
そういった方々は あきらめないでください。
子どもたちは、他の誰でもない「このわたし」を親として選んで生まれてきてくれています。
本書を元に、ご自身が暗唱して語ってあげてもいい。
それが難しければ 読み聞かせてあげてもいい。
お子さん自身も喜びますし、お母さん、お父さん自身の心にとっても
「お母さん、お父さんを選んでくれた喜び」
「生まれてきてくれた喜び」
「たったいま 元気でいてくれているという喜び」は 何ものにも代え難いもののように思います。
ちいさい子どもは お母さん、お父さんをとても愛しています。
ヨソの綺麗な誰か かっこいい誰かではなくて あなた自身を 愛しています。
この世のお母さん、お父さん それを思い出しましょう。
製作に到った日記もご覧下さい。(→日記内の検索)
このおはなしで、生まれる前の子ども(星の子)が、お空の上から、お母さんとお父さんを見つけるシーンがあります。
「どこかのおうちの 窓が目にとまりました。」
「お部屋の中に入ると よい香りがしました。」
「台所には 女の人がいました。」
「男の人も帰ってきました。」
(この部分は、生まれる前後のお母さんとお父さんの状況を、シュタイナー幼稚園の先生が事前に聞き取りされて、お話されますので、本来お子さんごとに違う話になる部分です。)
二人の様子をみた星の子が 女の人に
「あなたのところにうまれてもいい?」と聞く。
というようなエピソードにしています。
また 生まれるところまで導いてくれた天使さまが
「この子の名前が○○となりますように」
と言うシーンがあります。
○○にあたるところは空欄になっていますので、おうちの方がご自身でご記入下さい。
同様に ○○ちゃん(または○○くん等)お子さんのお名前をあてはめる部分が3カ所ほどあります。
その部分は おうちの方が普段呼んでおられる呼び方でご記入下さい。
○○ちゃん(または○○くん等)は
「手足を力強く動かし 元気な声をあげました」
「たくさん眠って たくさんお乳を飲んで おとうさん おかあさん おばあちゃん おじいちゃん 周りの人にかわいがられて こんなにおおきくなりました」
というフレーズがあります。
内容が現実とそぐわず気になる方もおられるかと思います。ご注意下さい。(オリジナル版もご覧下さい。通常版との比較画像がありますので、通常版がどのようなものか分かります。)
作者不詳
翻訳協力:野田祥美
編/イラスト:みつやじゅんか
A6判 白黒32ページ
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絵本「おたんじょうびのおはなし」 通常版
1,100円(税込)