くさはらのこびと
エルンスト・クライドルフ 作 絵
おおつか ゆうぞう 訳
大きな森の向こうに、くさはらのこびとたちが、家族いっしょに暮らしていました。こびとの家の上には、ばったたちが住み、屋根の草をぱりぱりと食べていました。
ご近所も仲が良く、みんなで遊びに出かけ、親戚の結婚祝いで大騒ぎ。
ところがある日、隣同士のこびとたちが、ばったのことで、ケンカになってしまいました…。
絵本に芸術性をもたらしたクライドルフの作品、待望の復刊です。
この本を図書館で発見したとき ものすごくときめきました...!
ばったの馬車に乗るこびとたち...くさむらで遊ぶ子どもたち
細かく描き込まれた絵が 本当にかわいくて
目をつむったら きっと草原のなかに こんな世界があるような気がしてくる 不思議な本です。
ちょっと長いので 5歳以上〜で 読み聞かせてあげてください。
Tweet