ウール手作りわざ　ヴァルドルフ人形・手作りシリーズ1

[本][工作・クラフト]

角口さかえ（著）

「この冊子を紹介する動物さんたちは、単独でおもちゃになりますが、お話を語るときの人形としても使えます。いくつかの人形劇セットもご覧いただけるようにと、写真を掲載してあります。立（たち）人形（フェルトで作る人の形）や、銅線を使わない人形の作り方はまたの機会にまわして、今回は銅線で作る動物といくつかの花（銅線を使う）の作り方のみを載せました。」（本書P2「はじめに」より）

（本書P2「はじめに」のページにある写真より）

「ここにあげた作品は、すべて角口さかえのオリジナル作品です。1978年から1990年にかけて、スイス・ベルンにあった「シュタイナー幼稚園教員養成ゼミナール」で学びましたが、そのゼミナールでは銅線を使って人形をつくるという授業がありました。そこで作り方を学びました。その時は、ほんの一時間に全プロセスを説明されたのみで、微に入り細に入りというものではありませんでした。それはそれでよかったのですが、その後、私はより良いものを作りたくて、帰国してから多くを自らでつくりあげるしかありませんでした。そしてたくさん試行錯誤いたしました。誰かの作品を参考にして作ったものはありません。どうぞ動物さんを作りたいと思われる方は、ここにある作り方を参考にしていただければ嬉しく思います。そして、より良いのは、ご自分でオリジナルを作ることです。それが子どもを育てる人の創造する力・ファンタジーの力・良いものを良いと見抜く力へとつながるのではないでしょうか。」（本書P43「あとがき」より）

＜目次＞