四季の宇宙的イマジネーション
ルドルフ・シュタイナー(著)
西川隆範(訳)
訳者あとがきより
「人智学において秘儀参入の道としての四季の体験が重視されており、人智学関係の施設ではミカエル祭、クリスマス、復活祭、ヨハネ祭に、必ずといっていいほどこの『四季の宇宙的イマジネーション』が朗読されている。(中略)
自由ヴァルドルフ(シュタイナー)学校の、自由宗教の授業においても、その週の日曜日のために選ばれた聖書の断章を体験することが重視されており、一九六〇年頃から、本書の後半部に訳載した「日曜日の福音」(あるいは、週の福音)に収めた形で聖書の断章を読むことがシュタイナー学校のみならず、人智学的な諸施設に広まっている。ただ、キリストの生涯と季節が密接に結びついているのはクリスマスから聖霊降臨祭までの間であって、聖霊降臨祭のあと待降節までには福音書のさまざまな側面を知らせることが大事なのだ、とシュタイナーは一九二四年二月五日のヴァルドルフ学校教員会議で述べている。聖霊降臨祭から待降節の間は、自由に福音書のさまざまな部分を選んで読んでもいいのである。」
目次
四季の宇宙的イマジネーション
秋 ミカエル祭の情景
冬 クリスマスの情景
春 復活祭の情景
夏 ヨハネ祭の情景
四季の中での大天使の動き
日曜日の福音
訳者あとがき
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