ミヒャエル・デーブス 魂の暦について
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講演者:ミヒャエル・デーブス
著者:(監修)藤井 馨子 / 翻訳: 香川 裕子
「魂の暦」は1年を52週に分けて1週1週に、唱えて行くバース(詩)です。
ドイツ人さえも難解な詩:精神の詞(ことば)として書かれた52編の詩の源をミヒャエル・デーブス氏が解説してくれています。
「魂の暦」本編と合わせて、お読みください。
目次
- ミヒャエル・デーブス 魂の暦について刊行によせて
- ミヒャエル・デーブス講演会『四季の流れと魂の暦』
- 魂の暦の始まり
- 言葉のデカダンス
- ドイツ語の特徴
- 精神世界の言葉を訳す
- 天使のオイリュトミー
- 時代における言葉のシンボル化
- 現実とは何か?
- 「物自体」の知覚と頭の中の表象から現実が生じる
- 学問の世界、まるで現実であるかのようなモデル
- ミヒャエルの時代から始まるシュタイナーの認識論
- 時間とは何か?
- 時間存在としてのミヒャエルの世界
- 33年の意味
- 知覚と概念の結びつきと52の詞
- 時間のない認識のリズムと自然のリズム
- 思考には冬が向き、夏は感覚世界の中に生きる
- 純粋な知覚とは?
- 魂の暦の構成
- 夏の時期の「予感」
- 夏から秋、そして冬へ
- 冬の時期〜宇宙の言葉の誕生〜
- 翻訳に関するアドヴァイス
- 魂の暦の始まり
- ミヒャエル・デーブスの「あとがき」翻訳に先立って
- ミヒャエル・デーブスの「あとがき」
- 『両半球の時の二重の流れの中における
アントロポゾフィー的魂のこよみ』について
- 一年の歩みの中での魂の暦
- 時の二重の流れの中での魂の暦
- 南半球における魂の暦
- 『両半球の時の二重の流れの中における
52ページ
「改めてこの講演録を読むと、たった2時間余の講演でしたが、デーブス氏より沢山の示唆をいただいたことに驚かされます。この内容は日本の私たちが魂の暦をより深く理解する上での大きな財産になると思っています。(中略)
なお、この講演録では、週の詞の訳はすべて高橋巌訳『魂のこよみ』(ちくま文庫)を使わせていただきました。」(「ミヒャエル・デーブス 魂の暦について刊行によせて」P3より)
本書は絶版となりましたが、ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミーの本と内容の重なる部分も多いのです。
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