シュタイナーの人生学 ---生きることの意味---
丹羽敏雄(著)
私たち一人ひとりが紡ぐ人生という物語、バイオグラフィーは7つのステップを踏んで展開される。その背景には宇宙的プロセスが存在する。
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なぜ魂は人によってそれほど異なった道を歩むのか?そこには私たちの人生を導く 私たちの霊的な核の存在が関わっている。
人生の物語を求める人のための特別な一冊・・・アントロポゾフィー的な観点から、「バイオグラフィー論」をやさしく解く、必読の名著
自分のバイオグラフィーを客観的に振り返り、それを静かに受け止めることは、自分の人生を、そして自分という存在を「責任」を持って引き受けることなのです。
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呼吸には二様の恵みがある 空気を吸いこみ、それを吐きだす 前者は圧迫し、後者は爽やかにする かくも見事に、生命は織り成されている 汝、神に感謝せよ、神が汝を圧迫するとき そして神に感謝せよ、神が汝を再び解き放つとき
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息を吸うとき私たちは目覚め、息を吐くとき…眠りに入る(第6章「人間の成り立ち」より)
ゲーテが獲得した深い叡智がこの詩に現れている。本書はゲーテ的科学を基に生きることの秘密を明示する。
【目次』
- はじめに、原型的なバイオグラフィー
- 七年のリズムから見た人生
第一・二十一年期 -- 身体の成長と育成
- 第二・二十一年期 -- 魂の発達と育成
- 第三・二十一年期 -- 霊性の発達と育成
- 受肉プロセスと離肉プロセス、鏡映関係
- 人間の成り立ち
- おわりに
- あとがき
112ページ
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シュタイナーの人生学 ---生きることの意味---
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