農業講座
(著) ルドルフ シュタイナー
(共訳)新田 義之・佐々木 和子・市村 温司
バイオダイナミック農法は本書の講座より生まれました。内容は八回の講演であり、特に第一講〜第三講が難解ですが、本書を読まずしてバイオダイナミックの理解・勉強は始まりません。(「植物への新しいまなざし」や「百合と薔薇 ゲーテ=シュタイナー的自然観察への誘い」や「動物の本質」も理解の助けになると思われます。)
バイオダイナミック農法は、天体から地球上の「生命」に影響をおよぼしている、宇宙的な生態系の原理に従った農法です。農地には、木・森・湿地・川などがあり、家畜としての動物が必要で、家畜のえさも含めて農地からすべて収穫し、家畜の糞を堆肥として使用する。できる限り、えさや堆肥を他から持ち込まないで、農地内ですべて有機的にバランスがとれた状態を理想としています。理想的な農地は現実的には難しい上、農地自体がすでに荒廃しているため、調合剤500番〜508番を使用することになります。調合剤の製法や効果についても言及しています。
バイオダイナミック農法入門・マリア・トゥーンの天体エネルギー栽培法もあります。
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農業講座
3,740円(税込)