静寂

ロバート・サーデッロ（著）
岡田有子（訳）

静寂はいつでも、どんな状況下においても
私達に寄り添ってくれるものです。
静寂に距離を感じるのは、
静寂が私たちから離れてしまったのではなく
私達が静寂から遠ざかってしまったからなのです。
不協和音の中、絶え間ない雑音の流れの中でも
静寂は見つけることができます。

静寂の中で祈りを唱え、リズムと音色、
そして言葉の創造的性質を
身体の中で共鳴させることによって、
自身を超えた存在と結びつくのです。
（本文より）

いま「静寂」はどこに見出すことができるのか...
未曾有の状況にある日本で、
本書は現代におけるあらたな静寂への道を呈示する。
シュタイナーの思想とユングの心理学を結合する、
精神心理学の名著、本邦初訳。

A5判（寸法：横 約14.9cm×縦 約21cm×厚み 約13mm）
157ページ

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ロバート・サーデッロ
人智学者であると同時に、長年ユング派のセラピストとして世界各国で活躍、精神性を背景に持ちつつ魂の成長をサポートする「精神心理学」研究所を1992年に創設する。
主な著書「魂から世界と向き合う」、「愛と世界」、「精神修練としての鉱物との関わり」他多数。

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