デジタル時代の子育て ---年齢に応じたスマホ・パソコンとのつきあい方---
ミヒャエラ・グレックラー(原書監修)
ディアグノーゼ・メディア(編集責任)
村田 光範(日本語版監修)
内村 真澄(訳)
石川公子・小林啓子(協力)
「デジタル社会の「落とし穴」に 世界が気づき始めた!!
ドイツで出版され、英語、アラビア語、オランダ語、ギリシャ語、韓国語、そして17番目に日本語とその内容に世界が注目。[日本小児科協会・子どもとエディア委員会担当理事 内海裕美氏推薦]」
「子供の成長発達には自然と人との直接的な触れ合いは欠かせない。デジタル社会は、子どもと自然、子どもと人を隔ててしまう。その危険性に警鐘を鳴らし、警鐘の響きは世界中に響き渡り始めた。発達心理学、神経生物学が明らかにしてきた子どもの発達の根拠に基づき書かれた本書は、子育てにも役立つ。言葉の発達、目の発達、五感の発達、筋肉・運動系の発達を促すものはデジタル機器ではない!ゲーム障害、ネット依存も低年齢化している。
デジタル社会の子どもを守れ!
大人に大きな責任があることに目を背けず丁寧に読んで欲しい。後悔しないために。 内海裕美」(本書オビ文より)
[目次]
- 日本の皆さまへ
- 子どもを「あっちこっち世界病」に追い込んではいけない
- 序文
- 1 なぜこの本を書いたのか?
- 1.1 子どもの発達に沿ったメディア教育
- 1.2 現実の世界で子どもの体験を高める
- 1.3 親として子どもにどのような助言を与えるか
- 1.1 子どもの発達に沿ったメディア教育
- 2 子どもたちを電磁波から守る
「生まれてすぐの時期」から真剣に考えなければならないこと- 2.1 携帯電話の電磁波の生物学的な作用
- 2.2 予防と提案
- 2.1 携帯電話の電磁波の生物学的な作用
- 3 乳幼児(0 〜 3歳)
スクリーンメディアや電磁波を発するおもちゃを与えない- 3.1 幼児は健全な発達のために何を必要としているか?
- 3.2 スクリーンメディアは、子どもに大人とは異なる影響を及ぼす
- 3.3 幼児期における責任あるメディア教育のヒント
- 3.1 幼児は健全な発達のために何を必要としているか?
- 4 保育園・幼稚園児(4 〜 6歳)
現実の世界での体験や運動の機会をできるだけ多くつくる- 4.1 園児は健全な発達のために何を必要としているか ?
- 4.2 園児へのスクリーンメディアの影響
- 4.3 園児への責任あるメディア教育のヒント
- 4.1 園児は健全な発達のために何を必要としているか ?
- 5 小学校低学年(7 〜 9歳)
スクリーンメディアはできるだけ使わせない
使う場合は大人が寄りそい制限する- 5.1 小学校低学年の成長のステップ
- 5.2 心理学者・小児科医が述べる子どもの基本的な欲求
- 5.3 小学校低学年における責任あるメディア教育のヒント
- 5.1 小学校低学年の成長のステップ
- 6 子どもから青年へ(10 〜 16歳)
メディアを使いこなすようになるまで- 6.1 思春期の子どもたちは健全な発達のためには何が必要か?
- 6.2 スクリーンメディアの影響
- 6.3 健全に使いこなしていくためのヒント
- 6.4 デジタルメディアは長期的な視点で見ると子どもの学びに役立つか ?
- 6.5 セキュリティ・ソフトウェアと技術的サポート
- 6.1 思春期の子どもたちは健全な発達のためには何が必要か?
- 7 デジタルメディア使用の危険性
- 7.1 ソーシャルメディア使用に伴うストレス
- 7.2 過度なメディア使用と依存症の危険
- 7.3 個人情報に対する軽率なアプローチ
- 7.4 サイバーいじめとインターネット・ハラスメント
- 7.5 青少年に不適切なサイト
- 7.1 ソーシャルメディア使用に伴うストレス
- 8 インターネットと法律 −保護者のための情報−
- 8.1 情報における自己決定の権利
- 8.2 インターネット刑法及び青少年保護法
- 8.3 著作権法
- 8.4 売買契約とインターネットにおける法的責任
- 8.5 法律上の親の義務、WhatsApp を例として
- 8.1 情報における自己決定の権利
- 付 記
- 日本版:参考図書、日本版:参考資料、参考文献、出典、写真リスト
協力/ 支援団体、重要事項
- 日本版:参考図書、日本版:参考資料、参考文献、出典、写真リスト
- あとがき
168ページ
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