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ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー

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ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー
講演者:ミヒャエル・デーブス
日本語文責: 香川 裕子
監修:藤井 馨子

「2009年10月にデーブス氏による第1回目の講演会を東京で行いました。そのときの主要テーマは、シュタイナーによる「魂の暦」初版まえがきの中にある次の言葉から来ています。

「直接時間には左右されない知覚体験と思考体験のリズムを、ふさわしい仕方で、自然の時のリズムに関係づけるとき、生きることの偉大な秘密が、初めて人間に開示される。」(高橋巌訳)

 この中の二つの重要な事柄、つまり一つ目は「時間に左右されない知覚体験と思考体験のリズム」とは何か、そして二つ目に、それらを「ふさわしい仕方で、自然の時のリズムに関係づける」とはどういうことなのか、が話されました。
 2013年2月のデーブス氏の講演会は、このテーマをもう一度踏まえた上で、さらに「魂の暦」における大天使ミヒャエルからのインパルス、宇宙的儀式、それに関連して芸術、そして儀式とは何かの問い、「魂の暦」におけるオイリュトミーの重要性、第五エーテルについて、「魂の暦」の一年の巡りの体験がキリストのエーテル的復活を準備するものであるということに展開していきました。これらの内容が二日間の3講座で段階的に進められました。
(中略)
 第1回目「魂の暦」の講演会(2009年10月7日ルドルフ・シュタイナー芸術アカデミー/アウラ内)をまとめた『魂の暦について』は品切れとなっていますが、今回の内容と重なる部分も多いので再版はいたしません。しかしこの冊子に収録したミヒャエル・デーブス・香川裕子 訳の「両半球の時の二重の流れの中におけるアントロポゾフィー的魂の暦」と題されるデーブス氏監修の「魂の暦」のあとがき(香川裕子訳)をもう一度載せています。このあとがきの内容がデーブス氏の言わんとしていることの前提となるからです。
 この講演録が今後「魂の暦」を理解し、その深みに入っていくための良き道しるべとなることを心から願っています。」(P4〜P6「刊行によせて 藤井 馨子」より)
                            
目次
  • 刊行によせて 藤井 馨子
  • ミヒャエル・デーブス講演会 四季の流れと「魂の暦」
    • 第1講演
      「魂の暦の前提にあるもの―大天使ミヒャエルからのインパルス」
      2013年2月15日(金)午後6時半〜8時半
    • 第2講演
      「宇宙的儀式と魂の暦―芸術とは何か」
      2013年2月16日(土)午前10時〜12時半
    • 第3講演
      「四季の流れとキリストのエーテル的復活」
      2013年2月16日(土)午後2時〜4時40分
  • 「魂の暦」とオイリュトミー芸術 〜魂の暦に関わるすべての方へ〜 藤井 響子
  • 『両半球の時の二重の流れの中におけるアントロポゾフィー的魂の暦』あとがき ミヒャエル・デーブス(香川 裕子 訳)
  • 訳者あとがき 香川 裕子
寸法:横 約148mm×縦 約210mm×厚み 約9mm)
126ページ
   
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ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー 本
ルドルフ・シュタイナーの『魂の暦』とオイリュトミー
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