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アントロポゾフィーの礎

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アントロポゾフィーの礎 本

ベルナード・リーヴァフッド(著者)
丹羽敏雄(訳)

最晩年のシュタイナーが遺した未来への伝書・・・
「愛の礎石」とも呼ばれるマントラ ”真言”を解く
リーヴァフッドの珠玉のような名著

「二十世紀の終わりに近づき、私たちの文化の霊的基盤を巡る
ひとつの闘いの真中にいる今日、この礎石はこれまで以上に現実的なものです。この霊的闘いにおいて、その発達のピークをすでに超えてしまった物質主義と、その形態において未来をすでに指し示している、目覚めつつある霊性との対決を私たちは体験します。」(本文より)

「人類の発達を巡る闘いは、人間の魂のなかで演じられます。
ここに私たちはこの対決の本来の舞台を見出します。ですから アントロポゾフィー的修練の道は、その出発点に魂の諸力の発達を取り上げます。最初の練習のひとつは、《豊かな内なる生活》の、すなわち自らを世界にひらくことができる、きめ細かな魂的生活の訓練です。」(本文より)

「生み出す父の働きの創造的言葉が、上から下へと
鳴り響き、創造された世界の素材へと濃縮されて
いきます・・・
霊なる形成的宇宙諸観念は、被造物の暗闇の中に
魔法を掛けられています。それらは人間によって、
この魔法をかけられた状態から解放されることを
望んでいます・・・
時間やリズム、発達の世界において、キリストが
《カルマの主》として力を振っています・・・
これら全てを、ひとつの大きな全体像として眼の前
に据えますと、私たちの霊的な眼差しの前に、宇宙
と人間の十字架が姿を顕わします・・・
宇宙と人間の十字架の直中にある、壮大な人間の
イマジネーションにおいて、全ての方向の流れが
人間の心臓の中で・・・十二面体の愛の形象であ
る、私たちの心臓の中に置かれた礎石の中で、出
会うのです。」(本文より)

裏表紙の画像


【目次】
  • まえがき
  • I 歴史的背景
    • 1章 礎石の詳細な考察のための視点
    • 2章 超感覚的ミカエル学校と薔薇十字会の流れ
  • II 礎石を通るひとつの道
    • 3章 人間の魂をめぐる闘い
    • 4章 三分節的本姓としての人間
    • 5章 修練への呼びかけ
    • 6章 宇宙的現実としての三分節的人間
    • 7章 父と子と霊、そしてヒエラルキー
    • 8章 力の霊たち、光の霊たち、魂の霊たち
    • 9章 礎石の真言の第四部分
    • 10章 《善きものであらんことを》
    • 11章 リズムについて
    • 12章 終わりにあたって
  • 礎石の真言
  • 付録:黒板に書かれたリズム
  • 文献
  • 訳者あとがき


寸法:横 約13.5cm×縦 約21cm×厚み 約12mm
160ページ
   
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アントロポゾフィーの礎 本
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