ゲーテの世界観
[本]
ルドルフ・シュタイナー(著)
森 章吾(訳)
ゲーテに始まりゲーテを超えたシュタイナーによる認識論の総集編。網羅的な自由の哲学に対し、認識論の中心的問題点をシュタイナー自身が簡潔に解説している。後半では植物論、色彩論でゲーテの業績の意味が明確になる。
【目次】
- 新版へのまえがき
- 初版へのまえがき
- 序論
- 西洋の思想発展の中でのゲーテの位置づけ
- ゲーテとシラー
- プラトン的世界観
- プラトン的世界観のその後
- ゲーテとプラトン的世界洞察
- 人格と世界観
- 世界諸現象のメタモルフォーゼ
- ゲーテとシラー
- 自然観及び生物の発達観
- メタモルフォーゼ論
- 色彩世界の考察
- 色彩世界の諸現象
- 大地の発展史と大気現象についての考え
- 大地の発展史についての考え
- 大気の現象についての考察
- 大地の発展史についての考え
- ゲーテとヘーゲル
- ゲーテとヘーゲル
- 1918年新版へのあとがき
- 補足的な注
- 訳者あとがき
森 章吾(訳)
1953年:東京生まれ
1978年:東京大学農学部農業生物学科卒業
1978年より千葉県立高校、生物科教諭(7年間)
1989年:シュツットガルト、シュタイナー教育教員養成・高学年教員クラス修了
1992年:ドルナッハ、自然科学研究コース修了
2006年より京田辺シュタイナー学校で自然科学エポック講師
2011年より藤野シュタイナー学園高等部で数学エポック講師
2013年より北海道いずみの学校高等部で自然科学エポック講師
訳書:『フォルメン線描』(筑摩書房)、『シュタイナー学校の数学読本』(ちくま文庫) 『シュタイナー学校の算数の時間』『遊びとファンタジー』『子供の叱り方』(水声社)、『音楽による人間形成』(風濤社) 、『秘された人体生理』『ゲーテ的世界観の認識論要綱』『自由の哲学』(イザラ書房)
論文:『クモの考察』、『理念としての原植物』、『モルフォロギーの展開…魚類の考察』、『ゲーテ形態学の方法が示す龍安寺石庭の意味』(すべてゲーテ自然科学の集いの論文誌『モルフォロギア』)
ゲーテ・シュタイナー的自然科学の分野では、日本国内で指導的立場にあり、シュタイナー教育の理科分野でも中心的役割を果たしている。また、日本アントロポゾフィー医学のための医師会とも協力関係にある。
寸法:横 約14.8cm×縦 約21cm×厚み 約15mm
216ページ
Tweet
[ご注文]
ゲーテの世界観
2,750円(税込)