境域に立つ 2 シュタイナー精神医学への道
[本]
本書は、出版社に在庫がなく現在絶版状態となっております(再版される可能性はないとは言えないですが、再版予定は現時点でない状況)。本品は、出版社に返本があったものです。退色・すり切れ・曲がり・汚れなどが多少ありますが中古ではありません。
ベルナード・リーヴァフッド(著者)丹羽敏雄(訳)
オランダが生んだ最も傑出した人智学者/精神科医である
ベルナード・リーヴァフッド著作『境域に立つ』第2部
本書は、ルドルフ・シュタイナーの
「人類は境域を超えた」という認識に立ち、
バイオグラフィー的治療法の実践的経験に向けての出発点を提供する。
私たちの内なる熱と光を与える太陽はどこに見出せるのか?
いまを生きるすべての人に贈る、隠れた名著。本邦初訳。
私たち人間が入り込んだ新しい国は、リスクや危険性のないところではありません。・・・これらの考察はバイオグラフィー的治療への道のひとつとして素描として理解してください。この治療は、患者の発達の道との関わりのなかで治療を捕らえるので、「バイオグラフィー的」なのです。その発達の道は・・・地上の道を通して、つぎの宇宙の真夜中にまで至る道です。私たちがここ地上で同伴することが許される、この長い道のりのなかの小さな部分は、「ひと押し」の役割を果たすことができます。それを通して発達のプロセスが再び動き出し、続行されるのです。・・・どんな成功や失敗も、このひとつの宇宙の真夜中からつぎのものへの間の大きな広がりの文脈のなかで見られるべきでしょう。(本書より抜粋)
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