シュタイナー幼稚園について
ヘルムート・フォン・キューゲルゲン(著者)
ヴォルフガング・ザスマンスハウゼン(著者)
入間カイ(訳者)
日本シュタイナー幼児教育協会(発行)
「お手もとの冊子は、「シュタイナー幼稚園」に関心をもたれた方に読んでいただくためにつくられました。保育の基本的な考え方、一日の流れ、園の運営、そしてシュタイナー教育を実践している人たちが何を目指しているのかが書かれています。
日本ではこれまで、まるで「シュタイナー幼稚園」という一つの「型」があるかのように誤解されることがよくありました。しかし、この冊子に詳しく書かれているように、大切なのは、目の前に具体的な子供たちです。私たち一人ひとりが身をおく現実のなかで、自分がかかわっている子どもたちのために何ができるのか。そう考えるところから、シュタイナー教育は始まります。
日本でもシュタイナー学校やシュタイナー幼稚園が広く知られるようになった現在、あらためてその原点を大切にしたいという思いから、この冊子の日本語版を発行することにしました。
さまざまな現実のなかで、子どもと向き合い、努力している人たちにとって、この冊子が何らかのヒントや励ましとなることを祈っています。」(本書まえがきより)
【目次】
ヴァルドルフ幼稚園の精神的・社会的基盤(W.ザスマンスハウゼン)
ヴァルドルフ幼稚園について(H.v.キューゲルゲン)
あとがき(W.ザスマンスハウゼン)
ヘルムート・フォン・キューゲルゲン(Dr.)
ヴァルドルフ(シュタイナー)教育の礎をなした一人。国際ヴァルドルフ幼稚園連盟を創設、1998年に亡くなるまで、日本を含む世界中のヴァルドルフ幼稚園運動を支えた。その意志は、世界中のヴァルドルフ幼児教育運動をつなぐ「国際シュタイナー/ヴァルドルフ幼児教育協会」(IASWECE)にも受け継がれている。
ヴォルフガング・ザスマンスハウゼン(Dr.)
長年、多くのヴァルドルフ教育施設にかかわる。「社会教育専門学校」校長を務めた後、現在は国際ヴァルドルフ幼稚園連盟のために、世界各地の教員養成・研修に関する指導と助言を行っている。
入間カイ
英独通訳・翻訳、アントロポゾフィー(シュタイナー思想)研究者。2009年〜2016年日本シュタイナー幼児教育協会代表を務めた後、現在は那須ふじみ幼稚園理事長・園長。
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